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コラム

需要が高まる沖縄

沖縄入域観光客数がここ数年、過去最高を更新し続けている。

 

日経新聞によれば、沖縄県の2017年の入域観光客数が、同年のハワイの観光客数を初めて上回った事が記事として発表されている。県によれば、入域観光客数は957万9,900人で前年度比81万700人、率にして9.2%の増加、初の900万人台を記録し、5年連続で過去最高を更新した。

前年に続き、全ての月において前年同月を上回り、各月の過去最高記録を更新。特に8月は初めて単月で100万人を突破したほか、70万人台を下回る月が一度もないなど、着実にボトムアップしている。

 

また、訪日客は10年連続で過去最高となる269万2,000人で、対前年比で56万2,900人、率にして26.4%の増となった。

 

❏さらなる増加に対して

県では今後の観光客増加に対し、インフラの整備についても数々の対策を行っている。

まずは東アジアにおけるクルーズ市場が急速に拡大する中、政府は「訪日クルーズ客を2020年に500万人」とする目標を示した。

それに伴い沖縄県においても、年間の観光客数1,200万人(内、海路客200万人)を目標として沖縄21世紀ビジョン基本計画に基づき、観光客の受入体制の整備を推進している。

これが、2020年の共有開始を目指す、「本部港」における「国際旅客船拠点形成計画」である。官民連携による国際クルーズ拠点を本部港に形成し、さらなる外国客の誘致と、北部地域の豊かな自然環境を活用したエコツーリズムや海上レジャーの促進、新たな観光ルートの形成など、沖縄本島北部地域の振興に資する観光拠点を目指す。

 

那覇空港では利用者の増加に伴い、着陸回数は右肩上がりで増加し滑走路の使用状況は10年前(2006年)の1.4倍の年間8万回台に突入した。離陸も含めた離着陸回数としては年間16万6,000回以上となり、那覇空港の1本滑走路で航空機が円滑に発着できる能力(滑走路処理容量)とされる年間13万5,000回を上回る過密運用が進んでいる。

その対策として、那覇空港は2020年3月末の運用開始を目指し、全長2,700Mの第2滑走路の増設に乗り出しております。

 

❏沖縄の今後

上記に加え、今月2日に発表された全国の路線価で、沖縄は上昇率5%と全国トップとなった。これはホテルの建設ラッシュに伴った上昇率で、年々増加する観光客の受け皿となるホテル建設を後押しする数字である。

 

投資を含めあらゆる可能性が今後も期待できる沖縄に、目が離せない状況である事には間違いないであろう。

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