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コラム

いま注目の資産運用

様々な資産運用が登場する中で、初心者がリスクを伴って資産運用をするのは心配ですよね。

いま、国が発行する個人向け国債が注目されています。投資初心者にも取り組みやすく手堅い投資先として人気を集める個人向け国債について、今回はご紹介していきます。

そもそも資産運用とは

資産運用とは、預貯金や債権、投資信託といった金融商品などを利用して手持ちの資産を増やしていく方法です。例えば、金融機関の預貯金では、預けた金額に対して利息がつきます。金利0.1%の金融機関の預貯金に100万円預けると、1,000円の利息が支払われます。預貯金のように値動きは少ないが安全に運用できるものや、株式投資のように大きく価格が上下するものなど、資産運用の特徴は様々です。

個人向け国債について詳しく

個人向け国債は、個人の方に購入しやすいように工夫された国債(国が発行している債権)です。

国債は証券会社や銀行、郵便局で購入することができ、満期を迎えると元金と利息が戻ってきます。満期は国債の種類によって異なり、個人向け国債であれば10年債、5年債、3年債と分かれています。

個人向け国債のメリットは何点かあります。国債は国から発行されているため、ほかの金融商品と比べると圧倒的に安全性が高いのが特徴です。ここでいう安全性とは、元本割れリスクの有無を指します。元本割れとは、金融商品の価格が変動してしまい、投資金額を下回ってしまうことです。例えば10万円分の金融商品を購入した後、その金融商品が値動きによって10万円を下回ってしまうと、満期に受け取れるリターン(利益)も10万円以下となります。

例えば株式投資は値動きが激しいため、元本割れして損失を被るリスクが高いといえます。国債は国の財政が悪化しない限り、満期まで保有すると元本割れすることはありませんが、中途売却すると元本割れする可能性があり注意が必要です。値動きする可能性はありますが、株やFXと比べると、その変動幅は非常に小さいのが特徴です。また、少額投資が可能で最低1万円から購入できるので、投資のハードルが低めなのも魅力です。

国債にはメリットがある反面、デメリットもあります。

デメリットとしては、すぐに換金できない点です。個人向け国債は途中解約できるのが1年以降となり、すぐに換金できるわけではありません。ただし、途中解約すると直前2回分の利子×0.79685分の金額が差し引かれてしまい、得られるリターンが小さくなってしまいます。また、利子の受け取り時に20.315%の税金が差し引かれるため注意が必要です。

そのほか、収益性はあまり高くありません。国債は元本割れのリスクが低く安全性が高い反面、投資信託などと比べると低金利です。例えば100万円分の10年国債を購入した場合、現在の金利0.9%に従って計算すると、1年の利息は9,000円(税引前)となります。大きなリターンは期待できませんが、貯金しておくよりはよいというぐらいでしょうか…。

(財務省HPより)

まとめ

今回オススメした個人向け国債は比較的安く購入でき、元本割れのリスクが非常に低いため、安全に運用できるのが大きな魅力です。その反面、金利が低いというデメリットはありますが、まずは「堅実な投資からはじめたい」という初心者の方にとって、投資しやすい金融商品といえます。今回お伝えした個人向け国債については、資産運用に迷った際の選択肢のひとつにしてください。

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