引っ越し業界も価格変動制!?
不動産を購入したり、賃貸契約した後は、その後引っ越し作業が必要になります。
今回は、不動産の価格が変動するのと同じように、引っ越し費用も価格変動制であることについて紹介していきます。
引っ越しする場合には、様々な費用が必要になり、引っ越し費用は出来るだけ安価で済ませたいと考える人も多いです。
引っ越し費用も時期によって大きく変動する事はご存知でしょうか?
「引っ越し達人セレクトより参照」
このように引っ越す時期により、価格は様々で、場合によっては5割増しの料金になっている事が分かると思います。
これは不動産価格や他の業種でも同じことが言えますが、需要と供給のバランスで大きく変わり、どのような商売でも、必要な人が多く商品が少ない場合、価格は上昇していく傾向にあります。
引っ越し業界では、4月の新生活に向け、3月に引っ越す人が多いので、3月の価格が一番高値になっています。
引っ越し費用を安くする工夫
引っ越し費用を出来るだけ安くする方法をご紹介していきます。
・複数の会社に見積もりをお願いする。
よく言われているのが、引っ越し見積もりサイトに登録すると安くなると言われていますが、サイトに登録するとたくさんの会社が見積もりし、たくさんの会社から電話が嵐のようにかかってきます。
確かに相見積もりを取り比較できるので、安くなることは間違いないですが、電話対応が大変と感じる方は、自身で数社調べて、見積もり依頼する方が個人的にはお勧めです。
・安い時期を選んで引っ越しをする
上記にも記載しましたが、引っ越し費用は時期により大きく変わります。
同じ内容でも時期により5割増しなんて事もよくある事なので、引っ越しの時期を考え、相場を確認し計画的に引っ越しを進めた方がお得です。
・作業開始時間を指定しない
作業時間は大きく分けて3種類(午前・午後・フリー)があり、午前・午後・フリーの順に高い傾向にあります。
フリーは時間指定せずに、何時でもいいですというスタンスですので、業者からすると、効率よく周回出来るため、安い料金で提供している所が多いです。
・値引き交渉をする
引っ越し時に値引き交渉をすることで、高い確率で値引き出来ているというデータもあります。(下記URL参照)
https://hikkoshizamurai.jp/estimate/discount/
驚くことに90%以上の確率で値引きに成功している事が分かります。
ここで他社見積もりがあれば、「他社はこの金額です」と交渉しやすくなります。
その他にも、荷造りを自分でする、段ボールを自分で用意する等、細かな事も入れると少しずつ金額を安くすることが可能です。
まとめ
引っ越しのタイミングは人それぞれですが、引っ越し費用を安くしたいとお考えの方は、時期をずらし、出来ることは自分で行うように心掛けましょう。また、シーズン以外は賃貸不動産屋も閑散期の可能性が出てきます。
そうなれば、繁忙期よりもじっくり物件を選定出来たり、手厚いサービスを受けられる可能性も上がってきます。
旅行業界が分かり易く、GWや盆のシーズンはあからさまに金額が上がっていますが、よく考えると受けられるサービスは同様のもの、もしくは安いシーズンの方が、良かったりします。
同じサービスであれば、出来る限り支出を減らす事は、その金額を稼いでいる事と同じですので、しっかり下調べをし、その時の相場を確認する事は、どんな業種においても重要な事だと分かるかと思います。
5割増しなんて事が不動産業で起きれば、何百万円単位の差が出てしまいます。
どんな業種であっても、価格が変わってしまう商品であれば、小さい事の積み重ねなので、よく検討し大事な資産を無駄にしないようにしていきましょう。