沖縄で不動産投資をするなら part2
前回のコラムでは、沖縄の投資用マンションに注目しました。その他にも、沖縄では東京や大阪ではできないような不動産投資があります。今回はそういった沖縄独自の不動産投資に注目してみます。
軍用地
「軍用地」とは米軍基地のことで、その基地のほとんどは、民間(個人や法人)から、国が借り上げて毎年1回土地面積に応じた借地料を払っています。その借地料は沖縄県全体で年間約900億円に及びます。
国が所有者から土地を借りて軍用地として使用するので、借主は国となります。国と土地所有者との間で賃貸借関係が生まれ、毎年国から所有者へ借地料が支払われるので滞納リスクがなく、固定資産税などの税金負担が少ない利点があります。
また、軍用地の売買価格は、年間借地料×倍率(※)となります。
(※)
<年間借地料>
土地の面積(㎡)×国が定めた借地料の㎡単価
<倍率>
軍用地の取引基準となるもので、施設や立地等条件によって変動します。倍率は国や不動産会社が決めるものではありません。軍用地の倍率は株式市場の変動に似ており、買いたいというお客様の多い施設は倍率が高くなります。ここ数年、沖縄軍用地の購入者の増加とともに、倍率も上昇しています。
最も人気の高いエリアの一つである「嘉手納飛行場」の倍率を見ると、2011年には35倍程度で取引されていたものが、2019年には58~60倍へと上昇しています。
したがって、需要が高いほどインカムゲインの利率は低くなってしまいます。
デメリットをあげると、軍用地は主に米軍が利用している為、土地を所有していても物件を建築できません。そして、地元の不動産会社が軍用地を取り扱うことが多く、購入するのに手間がかかることがあります。
また、米軍基地移設時には、他に利用法がない場合一気に価値は下がってしまいます。
リゾート投資
沖縄県は、前回のコラムでご紹介した通り、観光地としての人気上昇とともに、観光客数が年々増加しています。
今後も観光産業が伸びていくであろう沖縄県で注目されているのはリゾート投資です。
まず一つが、コンドミニアム投資です。
コンドミニアム投資は、リゾートホテルの一室を購入して管理会社に貸し出し、オーナーが使っていないときにホテルの客室として運用し、売上の一部を受け取ることができます。また、契約内容によっては、オーナーは一切利用することなく、客室としての運用だけに使い、より多くの収益を目指すことも可能です。
また、弊社の「リゾート大家さん」では、一つの別荘を一口500万円(税抜)で販売し、共同所有していただきます。そして、その別荘を宿泊施設として運営し、運営会社とオーナー様が賃貸借契約を結ぶことで家賃の収入を得ていただくものとなっています。
別荘となると、高額で、自分で使用していない期間の管理や維持費がかかりそうといった不安要素があるかと思いますが、リゾート大家さんでは管理費もかからず、年間家賃収入25万円がお約束されています。その為、ローリスクローリターンで長期間お預けいただくことで収益を見込める投資となっています。
只今、共同所有別荘「LECEB」の2棟目、また共同所有ではなく一棟所有の「CLAVI」も販売中ですので、ご興味のある方は下記URLをご覧くださいませ。
まとめ
日本の南国である沖縄では、他県にはあまりないような不動産投資をすることができます。
それぞれの特徴や仕組みをきちんと理解した上で、ご自身に合った投資を選んでみてはいかがでしょうか。