column
コラム

マンションにて増加中!他人事ではない騒音トラブル

最近、皆様の身近で騒音のトラブルの話をお聞きになる事はないでしょうか?

 

一昔前の騒音トラブルと言えば、一軒家どうしでのモラルの違いから生まれる物がもっぱらでした。一軒家同士のトラブルの場合、周辺の方々の証言などもあり解決は比較的簡単でしたが、昨今は集合住宅においてのトラブルが増加し、さらに、解決も簡単ではありません。

コロナ禍以降の在宅ワークの普及によって家にいる時間が増えたことや、入居者のモラルの低下などが原因ではないかと思われます。

と言っても、隣人は選ぶ事が出来ません。うるさい隣人に悩まされてしまった場合の対処方法や、そもそも自分が騒音トラブルの原因にならないための知識などをまとめてお伝えできればと思います。

 

そもそも、どこからがトラブルになりうる騒音なのか?

東京都環境局が音の大きさの基準についてガイドブックを掲載しているため、詳しくみていきたいと思います。

(東京都環境省 参考)

マンションなどの共同住宅に住む際は、昼間 55デシベル以下、夜間 45デシベル以下が推奨されています。ちなみにマンションの騒音トラブルでよくある事例は、

階上の子どもの足音:約50~66デシベル

ピアノ、エレクトーンなどの楽器の音:約77~90デシベル

ペットの鳴き声:約90~100デシベル等です。

これらの音の出る時間はいつも同じとは限りません。昼間は気にならなかった音でも、早朝や夜間にまわりが静かになれば、うるさく感じることもあります。以上のことから、基準値を超える場合にトラブルになりうる可能性が高くなります。

 

トラブルに巻き込まれてしまったら

いまは平穏に暮らしていても、突然騒音の被害にあってしまうこともあるかと思います。その場合は管理会社や管理組合などの第三者に仲裁に入ってもらうか、自治体や弁護士に相談する、もしくはあまりにもひどい被害が出ている場合、警察に対応してもらうのもひとつです。

また自分が騒音の苦情を受けた際は自分に非がなくても、同じ建物内で共同生活をしている以上、話し合って対応することが基本となります。話し合うことで騒音の原因を特定でき、防音材を敷くなり、時間帯によっては生活家電を控えるなどの音を立てないよう生活するなど対策を講じることができます。原因が特定できなくても、隣人と平和に暮らしていくためには丁寧な対応が望ましいです。

トラブルにならないためには

自分が騒音トラブルの原因とならないために、気をつける点を何点かお伝えしていきます。まず騒音が伝わりにくい設計のマンションを選びましょう。コンクリートが厚い物件、サッシや窓ガラスに工夫のある物件、フローリングの遮音等級の高い物件などがおすすめです。他には、子どもやペットがいる場合にはどうしても騒音を出してしまいがちですので、引越し当初に挨拶にいって伝えておきます。状況を説明しておくと良い印象を持たれ、トラブルに発展しにくくなるでしょう。

 

まとめ

騒音トラブルは、誰でも巻き込まれる可能性のある身近な問題です。昔より騒音トラブルが増えたのは、住人同士のコミュニティが薄れたことも、一つの原因かもしれません。騒音トラブルの当事者にならないように、できる限りの対策をすることはもちろん大切です。そのうえで、騒音が気になってもコミュニケーションで解決できる人間関係を、日ごろからつくっておくことができれば心強いですね。なお最近のニュースでは、住民間のトラブルが発展することにより、感情に任せて人を殺めてしまうなど不幸な事件が起きています。当事者の普段のふるまいや心持ちを少し変えるなど、お互いが気持ちよく暮らせる世の中になることを願います。

マリアスの販売物件のご紹介

イメージ

不動産投資の事なら弊社の
プロスタッフが対応させて頂きます。

06-6226-7900【受付時間】9:30~18:00

資料請求はこちら
MAILFORM

オーナー様専用
資産管理ページ

ご相談・ご質問などお気軽にお問い合わせください。