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コラム

大阪の未来予想図~大阪駅周辺の移り変わり~

関西の主要路線であるJRをはじめ、大阪メトロ、さらに関西地元路線の阪急、阪神電鉄が乗り入れる関西の中心地『大阪駅』。

国内外の有名ホテルや百貨店、さらには商業オフィスが立ち並んでいた『大阪駅』は、近年の更なる開発で、より一層関西を代表する商業地・繁華街になっています。

一昔前は、京都・神戸と形成していた三都市での役割も、ここ最近は大阪がハッキリと中心地としての役割を果たすようになってきました。

今回は、発展する大阪駅の周辺や今後の取り組みについてお知らせし、今後の不動産への影響を考えてみたいと思います。

 

JR大阪駅は2023年春に大きな変化をむかえようとしています!

大阪駅に併設される『うめきた新駅』の誕生です。

単純に大阪駅が拡張されるだけではなく、今までは見送られていた関西空港や和歌山からの特急の乗り入れが可能になります。

これにより、大阪南部から大阪駅への移動がスムーズになります。

今後の2025年の大阪万博やインバウンド需要に向けた動きであり、世界的な発展の為の足掛かりといった側面があります。

2024年夏ごろには駅前広場や連絡デッキの併用も開始されるほか、2025年春には商業施設を含めた全面開業が予定されています。

 

大阪駅北側エリアの第2期開発『グラングリーン大阪』

もともと大阪駅の北側には『大阪北ヤード』と呼ばれていた大阪駅車庫がありました。

約24ヘクタール(東京ドーム約5個分)の広さです。

第1期開発事業は、そのうち7ヘクタールを『グランフロント大阪』としてオフィスやホテル、一部を住宅として合計4棟の高層建築にて開発を行いました。

今回は残りの17ヘクタールを、2024年春に先行してまちびらき、2027年春には中央部分の4.5ヘクタール(東京ドームと同等の広さ)にもなる『リフレクション広場』と『うめきたの森』という緑溢れる公園を全体開園させる予定です。

その周辺の大型オフィスや商業施設も2027年度には完成させ、全体のまちびらきを予定しています。

2020年12月から工事も始まっており完成が楽しみでなりません。

 

負けていない大阪駅南側

大阪駅の北側でうめきたの開発が進む中、大阪駅の南側も再開発が加速しています。

2022年春に建て替え工事を終えた老舗百貨店の阪神百貨店は、オフィス機能を備えて高層化、今では毎日が人で溢れて建替え前の勢いを取り戻しています。

さらに、“大阪駅のかつてのシンボルタワー”で知られる「大阪マルビル」の建て替え工事計画が昨年5月に発表されました。

大阪マルビルは1976年築ですが、地上30階高さ約123mにもなる建物で、建物自体が円柱状に作られており、まさにシンボルタワーと呼ばれる様な珍しい建築物です。

2025年の万博前にはちょうど解体を済ませ、バスターミナルとして敷地を提供したり、待合スペースを設けるなど会場アクセスにも一役買う様です。その後に建築される新しい『大阪マルビル』には使い勝手だけでなく、大阪の新たなシンボルとしての役割も期待されていく事でしょう。未来のお土産Tシャツには、シンボルマークとして描かれているかもしれません。

 

今後の大阪は...

このような街全体の再開発により、大阪駅だけではなくその周辺エリアへも大きな影響がある事は間違いありません。

観光・商業の発展があれば、人の往来が増え都市としての人気が上がる事は間違いなく起こります。

更には、そこで働く人や住む人も増えますので、大阪駅のみならずその周辺エリアの住宅需要も上がる事かと思います。

この日本がバブルから40年あまりの時を経て生まれ変わらなければならない中、日本が目指す環境配慮型の都市づくりを実現しようとするこのような開発・取り組みはとても先進的であり、他の地方都市の再開発の先駆けとしての指標になるのではないかと思います。

私たちも大阪で不動産を所有している方がワクワクする様な更なる発展を期待せずにはいられません。

 

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